aliasで別ユーザ宛のメールを受信する

aliasで別ユーザ宛のメールを受信する

Postfixのエイリアス機能を利用すれば、別ユーザ宛のメールを指定されたメールアドレスへ転送できます。例えば、taroというユーザに sales(実在するユーザでなくてもOK)という別名を対応付けることによってsales@sample.com 宛のメールがtaro@sample.comに届く。といった動きを実現できます。

設定は必要な手順は

  • エイリアスファイル(データベース)のパス、記述方式を設定ファイルで定義
  • エイリアスファイルの編集
  • エイリアスファイルを元にデータベースファイルを更新する作業

の三点です。

1.エイリアスファイルの編集

エイリアスファイルにはどの名前のユーザ宛にメールを受け取ったら、どのユーザに対してメールを転送するかを記述します。以下の出力例ではinformation@sample.com、hogehoge@sample.com宛に転送され、sales@sample.com宛のメールはinformation,すなわちhogehogeユーザに届くよう設定しています。

書式[エイリアス名:  転送先ユーザ]

 2.エイリアスファイルを元にデータベースファイルを更新する作業

編集が完了したらnewaliasesコマンド、またはpostalias /etc/postfix/aliasesを利用して編集したエイリアス内容をデータベース(aliases.db)に反映させます。Postfixが参照するファイルはdbファイルです。必ずデータベース更新作業を行いましょう。(しばらくすれば反映はされるという情報もありますが…、即時反映が無難でしょう)

3.エイリアスDBファイルのパス、記述方式を設定ファイルで定義

転送設定の関連パラメータはmain.cfファイルのALIAS DATABASEセクションにあります。以下はインストール後のデフォルト状態であり以下パラメータによってエイリアスが定義されています。

これらのパラメータの意味はPostfixが利用するエイリアスデータベースがhashというルックアップテーブル形式で、/etc/aliasesにあることを設定しています。注意点はパスを指定する際に拡張子.dbはつけないことです。エイリアスファイルを指定しているのではなく、エイリアスデータベースファイルを指定していることに注意しましょう。

hash形式は検索キーとアクションを一行づつ記述したファイルで、Berkeley DBデータベースをサポートするシステムで利用できます。Postfixはhash以外にも、様々なルックアップテーブルに対応しています。postconf –mコマンドで対応しているルックアップテーブル形式を確認できます。

編集したエイリアスのルックアップテーブルファイルのパスがパラメータにあるか確認しましょう。なければ、変更、追記します。パラメータ変更後はmain.cfの変更を読み込ませる為にreloadします。

■変更前

■変更後

設定は以上です。

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